「ディスプレイ広告とネイティブ広告の “マリアージュ” 」だそうで。

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そういえば、先週ちょっと気になる記事を見つけた。

L’Oreal targets ads based on hair colour in online photos

ちなみに、AdAge にも出てる、というか、こっちを読んでおいた方がいいかも。

http://adage.com/article/cmo-strategy/l-oreal-targets-ads-based-hair-color/293390/

どうやら、L’Oreal が、publisher 側のサイトに掲載されている女性の写真の髪の毛の色を判別して広告を出す、というようなコトを始めたらしい。

で、GumGum の in-image ad platform を使って広告の配信をしているというコトなんだけど、要は Publisher 側のサイトに金髪の女性が写っている写真があったら、ソコに対してヘアカラーの広告を重ねて出す、という感じのモノ。

GumGum の CEO である Ophir Tanz サン曰く、

“I think we’re a marriage between native advertising and display”

というコトで、ソレっぽく言うと「ディスプレイ広告とネイティブ広告の “マリアージュ” 」という感じになるのかなぁ、と。

まぁ、こうなると、どれが広告で、どれが広告じゃなくて…、というのが、ますますわからなくなってくるよなぁ…。とはいえ、一方で「ちょっと面白いかも」と思う自分もいるわけで (このへんは “職業病” なんだろうけど)。

2018年、アメリカではソーシャルメディア広告は1兆円市場になるというハナシ。

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以前書いた、下記のエントリーに関連するモノになってくるような感じだけれども。

そろそろマジメにソーシャル メディアを Paid で使うモノとして考えた方がいいんじゃないかと思う今日このごろ。

いかん…、タイトルなんだか文なんだか、よくわからない状態になってしまった (ちなみに、コレはタイトルです)。

どうやら U.S. では、ソーシャル メディア広告の売上高が、2018 年には 150 億ドルに達し、2013 年当時の、約 3 倍の規模になるらしい、と BIA/Kelsey が予測しているというハナシ。

Social Media Ad Revs Forecast To Hit $15B By 2018

150 億ドルってコトは、1 兆円超えちゃうんだね。ソーシャル メディアの “広告” だけで、1 兆円以上のおカネが年間で動く、というコトを考えると、あらためてすごいなぁ、と感じるわけで。ちなみに “social display ad” 、つまりソーシャル メディア上のディスプレイ広告が、33 億ドル (2013 年) から56 億ドル (2018 年) くらいに増加するといわれている。Compound Annual Growth Rate (CAGR)、いわゆる年平均成長率で 11% の伸びだそうな。

で、もっと大きな伸びを見せるコトになるのが “native social ad” らしい。こっちが 18 億ドル (2013 年) から 94 億ドル (2018 年)。CAGR は 38.6% だというから、凄まじい伸びなわけで。もう、これからはソーシャル メディア広告って、いわゆる native ad が中心になってくるんだろうね。ちなみに、この native social ad の売上高が、social display ad の売上高を上回るといわれているのが 2015 年。どうやら来年のコトらしい。

この native social ad の成長を牽引していくだろうといわれているのが Facebook と Twitter。つまり News Feed 広告と、Promoted Tweet が、今後非常に増えていくというコトを意味している。ひょっとしたら、来年や再来年あたり、News Feed や Timeline が企業の広告ばかりになってくるのかもしれない。いや、さすがに、そのへんはコントロールするだろうし、広告まみれになるコトは無いか…。でも、企業がソーシャル メディア、特に Facebook や Twitter を使ってコミュニケーション活動を展開していくにあたって、 “広告” という要素を含めて全体設計を考える、というコトが不可避なモノになっていくのは確実なんだろうな、と思うわけで。

ソーシャル メディアって、コレまでは、どちらかと言うとカネが無くても (カネを掛けなくても)、ある程度の効果って見出だせていたし、むしろ、ローコストで高いパフォーマンスを出すためには、どうすればいいのか? といったハナシがずっと繰り広げられていたという感じだったような気がする。そう、よくソーシャル メディアが公園に例えられてて、その公園には、色々なヒトがいて、それぞれ思い思いのコトをやってて、んで企業が、ソコで何かをするためには、まず「その空間にまぜてもらう」という意識で、広告的な要素を排除して…、云々、といった感じのハナシ。

なんか、そういうのも、もう方法論として古くなる、というか、あんまり通用しなくなる時が来るのかもしれないなぁ…、というのを漠然と考えていたりする。だって当時と比べると、ソーシャルメディアって公園どころか街、いや、ソレ以上の規模になってしまったような気がするし、その中に “まぜてもらう” 感じで、広告色を抜きにして細々とコミュニケーションしてたところで、 “街の片隅で油売ってパフォーマンスして、ちょっと周囲にウケた” くらいのイメージでしかないんじゃないかと思ったりもするわけで。

だったら、きちんと広告展開させた方が、よっぽど効率も良いし結果だって得られるかもしれない。そう考えると、ホントに、コミュニケーションの全体設計をしていく際、ソーシャル メディアは、いっそ “広告プラットフォーム” として位置付けて考えた方が、まだいいと思うわけで。ソレは決して “良い” とか “悪い” というようなハナシではなく、 “アプローチの仕方を根本から考え直さなくてはいけない” というだけのコト。

そうなると、多分、よりシビアにリターンが求められるコトになってくるだろうし、ソーシャル メディアを用いる施策の KPI の立て方なんかも変わってくるコトになるかもね。より conversion をきちんと追い求めるというような動きになってくるかもしれないし、 “engagement” という語であやふやなモノにして…、というごまかしも通用しなくなるかもしれない。

で、そうなったら “ソーシャル メディア担当者” とか、実際現場に携わるヒトたちも、その分結果に対して commit しなくちゃいけないコトになったりするだろうし。仮に、ホントに、そういう流れになったら、お払い箱になる “ソーシャル メディア担当者” も少なからず出て来るんじゃないのかなぁ…、という、余計な心配をしたりして。

なんてコトを色々と考えたりするのだけれども、いずれにせよ、今後は “広告プラットフォーム” として割り切って考えた方が、きちんとコミュニケーション設計できるんじゃないかなぁと。

まぁ、それだけヒトが増えたってコトだろうし、ソレに伴って、ソコで動く (動こうとする) 企業も、比例して増えたってコトなんだろうね。

今年は Local TV Ad の売上があがるらしい (U.S. のハナシ)

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この前だったか、IAB internet advertising revenue report の中で、U.S. におけるインターネット広告の売上高が、テレビ広告の一部である “Broadcast Television” の広告の売上高を超えたというハナシが出ていたっけ。Broadcast Television の売上高を超えたと言っても、もちろん U.S. のテレビ広告って、他にもケーブル TV だったり、あるいは “Local TV Ad” と呼ばれる、地域の放送広告なんてのがあったりするのだけれども (そういえば単純に「テレビの広告費を上回った !!」って、大騒ぎしてた人たち、多かったよね)。

今回、ちょっと目に留まったのが、こういうハナシ。

Local TV Ads Forecast To Rise 8% In 2014

タイトルを見てもわかるように、BIA/Kelsey によると、この “Local TV Ad” と呼ばれる、いわゆる地域の放送広告の売上高が、2014 の今年、若干伸びるというコトが予測されているらしい。

なんでかというと、毎度毎度 “オリンピックまたは選挙のある年はテレビ広告の売上が伸びる” から、らしい。

実際、今年は 11 月に中間選挙があるので、前年 2013 年の $18.4 billion (180 億ドルか…) から、約 8% ほど上がって $19.9 billion (190 億ドル) になるらしい。つまり、政党がたくさん広告を打つわけで。

大統領選挙、あるいは中間選挙といった大きな選挙があると、そのたびに広告の売上は上がるので、少なくとも 2 年に 1 回は売上が上向く…、というか、平たく言えば、毎年微増 → 微減 → 微増 → 微減を繰り返しているという感じになるのかな?

で、ソレに加えてオリンピックが 4 年に 1 回。そうやって考えると、今後は、以下のように推移していくらしいと言われている。

  • 2013 年: $18.4 billion
  • 2014 年: $19.9 billion
  • 2015 年: $19.4 billion
  • 2016 年: $21.3 billion (オリンピックと大統領選があるため)
  • 2017 年: $20.8 billion
  • 2018 年: $22.1 billion

こうやって見ると、なんだかんだで、やっぱりテレビ広告って大きい、というか、すっごくわかりやすいよなぁと思うわけで。

ただ一方で、テレビ局によるデジタル広告の売上というのは、(まだまだ電波に比べれば規模は小さいものの) 年々伸び続けていて、コレが毎年上がったり下がったしていて若干不安定に見えるテレビ広告のパフォーマンスを半ば補うカタチになっているようで。

まぁ、「テレビってオワコンだよね (笑)」なんて、まだ言えるような状況じゃないというコト。